『じゃ、どうする』…どうする?

佐野洋子さんの言葉と 北村裕花さんの絵が なんともいえない味わいがある

ヨーコさんの“言葉”のシリーズ完結本(5冊目)になる

 

佐野さんは 2010年72歳で亡くなられた

母と同じ年齢だ

姉は それを越えた

わたしは もう目前だ

だからかな

ヨーコさんの言葉が 今 とってもよ~く分かる!

自分の老いを見つめて 

じゃ、どうする』?

どうにもならん

ほんまや 次々へまなことをやらかしては 立ち止まる

でも どうにもならへんのやもん、しかたないと 頭ふりふり生きていく

 

急に義母と同居となった方が いろいろ感じた悩みを blogに赤裸々に書いている

今までは 嫁の立場で そうだそうだと共感していたことも

いまじゃ 「でもね、その義母さんも 急な同居で どう嫁と接していきゃいいのか分からん上に 認知機能も落ちているし、からだもいうこと聞かへんし、初めて経験する老いの失敗を 自分でも認めたくはないんとちやうかな・・・」などと

ついつい 義母さんの側から 弁解しながら読んでいたりする

どうにもならへんって 結構つらい

 

84歳10か月を生きた義母は 最後まで視力は良かったし 

入歯ではあったが 旅先では 料理も残すこともなく 携帯のメールも覚えてくれた

我が家に泊まっても 汚れものの下着は なかなか出してくれず(帰って洗うからと)言って 動ける間は 洗わせてくれなかった

旅先で ドラッグストアに寄ってほしいと言われ尿漏れシートを買ったあの日 

一見、元気な義母の 秘密にふれた気がして 申し訳なかった

 

実の娘なら あけすけに そういうことを言えるかというと 

無理!だな、今のところわたしも

 

そういうもんなんだよなぁ

別に隠すことでもないけれど 

年寄りって 

それなりに 悩み多きお年頃なのだよ、

娘たちへ(な~んて、読んでないと思うから書いちゃった)

CIMG9880