娘②入籍記念日

14年前のこの日は ちょうど🐢の大けがと 胃がんの手術の入院が重なって 

娘のことどころではなかった

 

入院中 深刻な様子で病室に来た娘 出来ちゃった!と 

まだ🐢の病状が深刻でこの先のことが不安な頃 

付き添いの折り畳みベッドに腰かけて 聞きました

 

そんな時だから 娘を叱る気力もなく 

娘が幸せになれるなら したいようにすればいい、と言った

 

ずっと安静臥床が続いていた🐢に 初めて シャワー浴の許可が出て 

ストレッチャーで横たわったまま 部屋に戻ってきた時が 

がちがちに固まった婿殿②との 初対面だった

まだ 吃音激しく 頭も上がらない状態の🐢と 緊張した婿殿の姿が 

何とも幸せな瞬間として わたしの記憶の部屋に おさまっている

 

娘には その頃 まるで支えになれてなかったなぁ…、と 

いまだに 心痛い

🐢は いつも顔をしかめて目をつむっていて ほとんど記憶なし

 

写真だけでも、と言ったけど お金がないからと 結婚式は無し

 

自分たちの誕生日の中間日のこの日に 入籍した

あとのすべても ふたりで すべて手配して 親の出番は無かった(心配をこれ以上かけたくないとの気配りがありがたかった)

婿殿のご両親との顔合わせは 🐢が退院して 落ち着いてから

 

孫③が生まれたのは 翌年3月

結果的には 🐢のけがで わたしも仕事を止めざるを得ず 

おかげさまで 共稼ぎの次女夫婦の子育てには かなり貢献できた

(孫③は 一番じじばばに愛されていると信じている?とこが かわいいのである)

 

朝一番 ふたりに 記念日おめでとう!を伝えた

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3人の娘の中では お互い言いたいことも言いあえ 子育てに奮闘する共稼ぎ夫婦の次女夫婦が 今のところ まぁまぁなんじゃないかな

ま、夫婦のことは 親にも分からんけれどね