コロナ禍じゃなかったら・・・友人のこと

友人の母上の訃報を昨夜受け取った

17日の彼女からのメールには 昨年暮れから 面会ができないこと、洗濯物を取りに行ってもNsに声かけできない雰囲気で お母さまの病状もはっきり分からないこと、でも返されたバスタオルが濡れているから それなりの看護はなされていると思うしかないと…その言葉にはやるせない気持ちがこもっていた

その2日後 亡くなられ 

家族葬をした後の 短いメールだった

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昨夜の上弦の月

早期認知症になられた母上を 長期にわたって 老いた父親と二人で自宅で見守っておられたが 昨年は入退院を繰り返し 自宅での介護が無理になって近くの施設入所を決断した彼女 

16日、90歳の母の誕生日に手渡せなかったプレゼントを お棺の中に入れたと

 

こんなコロナ禍じゃなかったら・・・

 

彼女には 高齢の父上がおられる、

まだ 悲嘆に暮れている場合ではない、

そう思って 気丈にふるまっているだろう、彼女を想う

 

いつか 出会って たくさんたくさん 彼女の話を ただ聞く、そう思っている