コロナ罹患者が増えている
旅の間も 7月の時以上に 気にはなった
行きの東京行き新幹線車中は フルムーンパスなので ふだんのらないグリーン席なのに 結構人が乗っていた
初めの宿 銀山温泉では 玄関で体温チェック
チェックインも部屋で手続き、食事は個室対応になっていて 感染対策しているなぁ、と思った
銀山温泉と言えば 木造の3階建ての立派な宿が立ち並ぶ、そのイメージのままだった
そう、これが一目見たかったのだ
でも この風景、杖立温泉や湯村温泉街と 雰囲気が似ている
城崎温泉街は 外湯がたくさんあるから こことはまた違った雰囲気だけど
ここは ネットにも書いてあったが 車の往来が難しいような狭い道故 たいていのお宿は 宿泊客の荷物をリヤカーで運んでいた
わたし達も はじめこの町の中で泊まりたいと思ったが お高いし 彼の好きな露天風呂が無いことやベッドのお部屋もなかなかなくて ちょっと歩いて行ける宿にしたが 部屋から見える景色も良かった
チェックアウトまでの時間に散歩したが まだそぞろ歩く人もまばらで いい感じ
道なりに行くと 小さな滝(白銀の滝)もある
途中の土産物に寄って 買って買って!と言ってきた小さいこけしを買った(その店で作ったものだそう)
木彫りの立派なのとか 銀山温泉は 伝統を大事にされているんだろう
それでも 中には 近代的な宿もできていた
わたしたちが 宿へ戻るころ 観光バスから来た一団とすれ違った
ここは泊まるというより 観光コースの立ち寄り場所になっているのかも
次に向かった鳴子峡では 3泊、なるべく安くて ベッドがあって 露天風呂がある宿、と探して 大江戸温泉グループの宿に決めた
ここには 大江戸温泉グループの宿は二つある
先の旅館と違って 大江戸は バイキングが主流
胃がなくて あまり食べられない🐢には その方がいいのだけど 3泊とも全くメニューが同じで こりゃ、北陸の大江戸温泉宿には負けるね!なんちゃって
連泊中は コロナの関係で 申し出がない限り 掃除などで部屋に入ることはないと言われた(その方が 気を使わなくて わたしはいい)
部屋は、 こんな感じで 古さが目立つ(大江戸温泉はたいていそうだから 気にしないが、タバコ臭いのは閉口する)
それと お風呂の管理が…初めて入った時 露天風呂へ行った人が すぐ足だけつけて戻ってくるので よほど熱くて入れへんのかな、と おそるおそるわたしも足をつけた
ぎょっ!つめた~い なにこれ、源泉か? ひとり中に入っている人がいて 「大丈夫よ」と声をかけてきた 「私サウナ好きだから これいいわぁ~」と
でも そこの注意書きは 熱湯注意!と書いてあるのだ
一応その女の方に習って身を沈めたけれど やっぱりへん!と すぐに出た
みんなな~んにも言わないから こんなもんかな、と
宿の人も見当たらないし…(今回の旅で感じたことの一つに、スタッフが少ないなと思った)
この宿には 百畳露天風呂と言うのがあるが 掛け湯する場所もなく いきなりの大きな露天風呂になっている
先のふろ場で マナーのどうかと思う客を見たばかりのわたし、1回切りしか利用せず(🐢は 別館の内湯と 3か所いろいろ巡ってリハビリに励んでいた)
その🐢が 最終日の朝 露天に入ろうとして立ちすくんでいる先客を見たので どうされたのかと聞けば やけどしそうなくらいの熱さにびっくりしていたそう
彼が脱衣場からフロントへ電話したら 人がいないからと待たされ、そのスタッフもびっくり!の熱さだったんだって
熱かったり、冷たかったり…ま、いろいろあります
銀山温泉よりも こちら鳴子温泉の方が コロナ対策は緩いところと 外湯では 人数制限したり その都度かごを消毒したりするところもあったが 食堂ではコロナのコも感じないくらい普通の店もあったり、これまたいろいろ
鳴子温泉と言えば鳴子峡、そこは 車の渋滞に駐車場もいっぱいで 人も多かった
鳴子峡のトンネルから出てくる時間まであと少し、と言うので 前列でカメラを構えていたら どんどん後ろに人が来て 「見えないわ~ あら、この人のカメラの液晶画面見ている方がいいかも」なんて言われた 密も密だ
その鳴子峡 以前来た時の遊歩道は 震災のあと通行止めになって 下まで長~い坂を下る遊歩道を 二人で頑張って降りてきた
ここ、もうこれで最後やな、しんどいもん
町の中は こけし探しが楽しい
ここはお湯の種類も多く 🐢が喜ぶだろうと思って とろとろの湯「しんとろの湯」と 酸性の「滝の湯」どっちも かけ流しで とっても良かった
🐢なんぞ、宿のふろで 外湯の宣伝マンしていたらしい
ほんとにいい湯 宿も黒湯で 珍しい温泉だった
コロナのこと 心配しなくて良い時期なら なお良かった
でも 思い切って行ってよかった
いまのところ 何の症状も出ていないし
せめて 金婚式まであと2年 旅に出る気力がありますようにと 願っている
正直 疲れたのも 事実だしなぁ…