なんだかなぁ…このご時世

先日の 🐢どんの内科受診時のこと

窓口に立った高齢男性 市の健診での胃カメラ検査を受けたいが してもらえるかどうかを尋ねた

ここ最近 胃の膨満感があるので 検査を受けたいと

小さなクリニック 10人も居れば超過密になるような待合室故 受付で 大きな声での会話は丸聞こえ

さぁ、ここで問題です

受付の人はどう答えたでしょう?

 

症状がある方は 市の健診での胃カメラ検査はできないです

保険でなら 検査できますが

保険ならいくらになる?

4000円くらいかと…

そんな会話を 何度も繰り返す

たぶん男性は 納得いかないのでしょう

 

歯がゆい感じで 聞くともなく聞こえる会話

 

わたしの心の声

あの男性も 症状云々無しで 検査を予約したらよかったのに

受付に人、もう少し 目の前に人の気持ちに沿った受け答えをしたらいいのに

それにしても 胃の検査をすることがそんなに大事に思うのは なんでやろ?

悪いものがあるね、と言われたら ご自分のお歳で どうするのだろう?

なんだかなぁ…

前回 彼の受診がすんでも なかなか会計をしてくれず15分待って受付に声をかけたら 明らかに忘れられていた様子で 会計されたことを思い出し その日は目の前に立って アピール! 

このクリニックは スタッフの名前がないのも なんだかなぁ…

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昨日の散歩道 前方で こどもの「いやだぁ~」の声がしたあと 

2人の保育士に連れられて3歳児くらいの園児が集団とすれ違った

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すれ違う際 「早く行かないと 暗くなるね~」の保育士の言葉に?と思った 

その先のカーブを廻ったら 

ひとりの園児が 正座して 正面をにらみつけるようなこわい顔して座り込み 

その横で 保育士が やさしく話しかけていた

 

まるで孫⑦の小さい時のようなその顔に これは てこずりそうな予感

ドングリ、たくさんあるから 拾いに行こう」と先生がいう時は ちらっと目が泳いだ

行きたいけど 行くのはいやだ、と いう気持ちと戦う男の子

「そうだよ、あっちに ドングリいっぱ~いあったよ」 そう声かけて通り過ぎた

ヘンなおばあさん、と 彼はちらっとこちらを見た

むふふ、やっぱりあの時の孫の目だ

頑固だったよなぁ~

振り返ったときも 彼はちょこんと正座していた

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ほんま、こどもの気持ちを分かるには 年とり過ぎかもね

 

それで思い出した 

大原へ行った時 無料でお茶の接待所があった

1歳くらいの男の子が お茶を配るところへよちよち歩いてきた

うんと手を伸ばしても届かないのだけど 

接待の女性が 小さいお子さんから目を離さないでください、こんなご時世だから 何かあったら 困ります、と やや強い感じで言われた

確かにそうなんだけど 

言われた若い夫婦の身になれば もっとやわらかな言葉でも言えたのでは?  

そばで聞いたわたしが グサッと来たもんね

 

その後 またその家族連れと出会った

階段が多くて その子が自由に歩けないからぐずっているみたい

さっきの光景のこともあったし 「たいへんだね~」と 声かけたら

若いお母さんが 「はい、たいへんです!」と 返事してくれた

ファイト!

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昨日 図書館からの帰りは 電車に乗る(行きはゆっくり歩いて写真を撮る)

電車の中 座席は空いているのに 降り口近く 鞄を胸に抱きかかえ 小刻みに足踏みする中年男性に目が留まった

電車が駅についても 降りる人に 場所を開けるでもなく 足踏みするその人

そうそう、こんなご時世だからね、何かあれば こう動いて などと 頭の中でシュミレーションするわたし

同じ駅で降りた

なるべく距離を空けたいのに その人は 行きつ戻りつし ムムム、どうしたいんだこの人は?

🐢どんをせかして ササッと歩く

その人は じっとたたずんで何かつぶやいていた

 

なんだかなぁ~

外に出ると いろいろあって 

いろいろ考えて

やっぱ、家の中にいる方が いちばん、なんてね思っちゃう

ご時世、ん?ご時勢?

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