『老害』から『永久凍土』

真夏の暑い時の散歩は 戸外でマスクを外しても 許される雰囲気があった

今、 マスク警察とか 他人の目が気になる戸外

戸外と言えど マスク外すのもドキドキ

 

店も入浴施設も 無音で! 同意書をとるところもあるそう

🐢の好きな日帰り温泉もここずっとご無沙汰だ

 

この際 手話で話そう!というふうになるかな、なんてね

普通の会話でも 聞き取りにくい🐢

手話で話しても 複視で眼振がある🐢どんには 無理かも

障碍がある人の その辛さが 分からない、いつも そばに居るのに 

時々 同じものを、同じように見えている前提で 話をしてしまう

実際は 会話の大部分は 聞き取れないままスルーしている(らしい)

ということが たまの?喧嘩で あらわになり、実感する

相手の立場になって物事を見るというのは そう優しいもんじゃない

それを すぐ忘れてしまう、自己嫌悪

 

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昨日は 例の『老害』が話題になった

🐢さんは 歳をとることが害、悪い、みたいなこの言葉は嫌いだという

わたしは『老害』と言われるようなことをしていても 自覚できないことそのことを 『老害』というのだと思う

迷惑をかけまいと萎縮する必要はないけど 知らず知らず傲慢になっていまいか、くらいの気づかいは失くしたくない

 

電車内 マスク外して電話していて咎められたお爺さん、極悪人みたいに多くの人の目にさらされ まぁるくおさまるような退路も用意されず SNSで拡散され…なんども放送され 見ていて悲しくなる

 

M氏は 自分の発言が老害というなら履いて捨てればいい、と言っていたが

彼を履いて捨てられないしがらみが 彼を取り巻いている、とか

 

老害を履いて捨てりゃ、ハイおしまい、そういう話じゃないというのもなんだかなぁ

 

互いが認めあえない 不寛容の時代か

侘しい・・・

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温暖化で シベリアの凍土がどんどん溶けているというドイツ制作のドキュメント

「薄氷のシベリア 温暖化への警告」を見た

その溶けた土壌から 未知のウィルスが!

温暖化が気候変動をおこす

それは 今まで経験したことのない脅威、パンドラの箱

そして、もう箱は空いてしまった・・・

 

こわい、こわい未来社会、

それも遠くない、ということがじわじわと感じる内容だった

わたしたちが死んだあと 

孫たちに 未来に 

わたしたちが残したものの 負のあまりの大きさに 身がすくむ

🐢が好きな映画「大魔神」みたいだ、と思いながら見ていた

 

それが現実になった時 

今のコロナで学んだことが どうか、生かされますように

そう願いたい

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終わってから ただでさえ、気が滅入るというのに 

こんなドキュメント、見なきゃよかったと 🐢にブーブー文句を言った