(夫)を生かすも殺すも (妻)次第

2018年発行だから ちょっと古いが 題名にひかれて読む

f:id:santotoro:20200828113018p:plain ルポライターだった著者 41歳で脳梗塞発症

その後の経過を 当事者の立場から 高次脳機能障害の抱える様々な障害、それに対してどう向き合ってきたかについて 書かれている

高次脳機能障害のある方が こうして客観的に書かれる内容は いま そばでPCに向かう🐢さんにもあるある、が多い

本人は 僕のはそれとは違うと 必要以上に否定するが

たぶん、わたしが勧めても 読まないだろう

めんどくさい、からと言って

 

そのめんどくさいが そうなんだってば、と 思うが しゃ~ない

本人が 気になったその時に読めばいい

 

その本の中に そういう人の 良き伴走者であってほしい、という項目がある

伴走者の基本姿勢

「辛さ」を否定しない 例えば 何でもかんでも障害のせいにするな、とかはNG

 

やれることをやらせつつ 常時「できなくなっていたことができるようになってはいないか」を観察し 回復の効果測定を確認したら 徐々にその負荷をあげる

 

当事者は自分の辛さをうまく他者に伝えられない、故に 伴走者は いつも「味方」であること

 

んん~、なかなか耳の痛いことだ

 

脳の情報処理速度低下(特に ふだんから緊張する場面、受付や申し込みといった窓口対応が苦手になる

歯科受診や 図書館へは いつも同じ対応だから ひとりでも行けるようになったが いまだ 内科受診は ひとりで行くのを渋る、というか 心細いらしい

 

 

コミュニケーションの取り方心得

ゆっくり話す

主語を省略しない

言いたいことを簡潔に言う…理路整然と、具体的な会話

前置きのない話題変更は避ける

唐突に意見を求めない

これは 気をつけようと 思うことばかりだ

 

一番 めんどくさい、と思っているのは いつだって当事者だ

そうだろう…

 

突発事態に弱い   

忘れっぽくケアレスミスが多いので ミスの確認の指示 

 

 確かにあるある、だ

いや、最近の自分だって 重なることが多くなってきているような・・・

いつもは反省しないわたしだけど 今回は ちょっとね、🐢様に申し訳なかったかな、とちらり反省              

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人材を生かすも殺すも 上司次第、と言われる

これは (夫)を生かすも殺すも (妻)次第 ともいえる